夏の熱気を自動で逃がす!形状記憶合金が実現する省エネの仕組み

「夏は涼しく、冬は暖かい」という言葉は、どのハウスメーカーも口にします。

しかし、それを「機械の力」でやるのか「自然の工夫」でやるのかには大きな違いがあります。

WB工法が面白いのは、電気を一切使わずに、気温に合わせて家が勝手に形を変えて温度調節をする点です。

その秘密は、通気口に設置された「形状記憶合金」のバネ。
皆さんも理科の実験などで聞いたことがあるかもしれませんが、特定の温度になると元の形に戻る性質を持った金属です。
WB工法ではこのバネを換気口の開閉スイッチとして活用しています。

夏場、外気温が上がるとバネが反応して通気口がパカッと開きます。
すると、床下からの涼しい空気が壁の中を駆け上がり、屋根裏に溜まった熱気を押し出してくれます。

このとき、壁の中を流れる空気の速さは秒速数センチメートル。
微風ではありますが、この「動き続ける空気」が断熱材のような役割を果たし、室内の温度上昇を抑えます。

逆に冬場は、気温が下がるとバネが縮んで通気口をピタッと閉じます。
壁の中の空気の流れを止めることで、今度は空気が「動かない空気の層」となり、魔法瓶のように家を保温してくれる仕組み。

実際にWB工法で建てた家では、夏場のエアコン設定温度を2〜3度高くしても十分に涼しく感じられるという結果が出ています。

機械による24時間換気だけに頼ると、せっかく冷やした空気をどんどん外に捨ててしまうことになりますが、WB工法は自然の理にかなった動きをするため、無駄なエネルギーを使いません。

いわき市の夏は年々暑さを増していますが、電気代を気にせず深呼吸できる暮らし。
そんな贅沢な環境を、自然の力を借りた最新技術で手に入れることができます。

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